デパスは危険!?

デパス 薬・美容

向精神薬 デパス

最近ネットニュースでみかけるデパス。

今更?と思う薬剤師の方も多いかもしれませんが改めて整理してみました。

デパス、向精神薬認定

医者と製薬会社の犯罪・・・。

ツイッターは無知な人ほど過激な発言をしますので気にせずに。

さて、睡眠導入剤として使用されている「デパス」が向精神薬に認定されたという記事がネットに流れています。

が、これ実は数年前の話なんですよね。

新たに3物質を向精神薬に指定します|厚生労働省
新たに3物質を向精神薬に指定しますについて紹介しています。

デパスとは?

ラテン語で「離れる」という意味の薬です。

成分・適用について

成分名

エチゾラム

効能効果

  • 神経症における不安・緊張・抑うつ・神経衰弱症状・睡眠障害
  • うつ病における不安・緊張・睡眠障害
  • 心身症(高血圧症,胃・十二指腸潰瘍)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
  • 統合失調症における睡眠障害
  • 下記疾患における不安・緊張・抑うつおよび筋緊張、頸椎症,腰痛症,筋収縮性頭痛

うつ病

用法用量

神経症,うつ病の場合

通常,成人にはエチゾラムとして1日3mgを3回に分けて経口投与する.
なお,年齢,症状により適宜増減するが,高齢者には,エチゾラムとして1日1.5mgまでとする.

心身症,頸椎症,腰痛症,筋収縮性頭痛の場合

通常,成人にはエチゾラムとして1日1.5mgを3回に分けて経口投与する.
なお,年齢,症状により適宜増減するが,高齢者には,エチゾラムとして1日1.5mgまでとする.

睡眠障害に用いる場合

通常,成人にはエチゾラムとして1日1〜3mgを就寝前に1回経口投与する.
なお,年齢,症状により適宜増減するが,高齢者には,エチゾラムとして1日1.5mgまでとする.

 

これが国から定められたルールです。

ここからはこれを前提としたお話です。

 

副作用など

総症例数12,328例中866例(7.02%)1,133件の報告

  • 眠気444件(3.60%)
  • ふらつき241件(1.95%)
  • けん怠感77件(0.62%)
  • 脱力感46件(0.37%)

薬

重大な副作用
1. 依存性(頻度不明)
2. 呼吸抑制,炭酸ガスナルコーシス(いずれも頻度不明)
3. 悪性症候群(頻度不明)
4. 横紋筋融解症(頻度不明)
5. 間質性肺炎(頻度不明)
6. 肝機能障害,黄疸(いずれも頻度不明)

その他の副作用も多数存在しています。

こんなに副作用があるのに使用されているんだね。

それだけ薬としてのメリットや必要性があるからだよ。

向精神薬とは?

中枢神経系に作用し、生物の精神活動に何らかの影響を与える薬物の総称と定義されています。

抗うつ薬や睡眠薬、精神安定剤などがこれに該当します。

なぜ向精神薬に認定されたのか?

発売から30年 睡眠導入剤「デパス」に深刻な副作用が次々と | FRIDAYデジタル
『デパス』に代表されるベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤の服用を原因とした、深刻な副作用が次々と報告された。厚生労働省は「依存性が生じることがある」と注意喚起。デパスを名指しして「精神障害の原因」と断じた

こちらの記事では指定の理由について

「入院施設がある精神科病院で薬による精神障害の実態を調査したところ、処方薬の乱用で精神障害を受けたであろうという原因薬剤がデパスと考えられることから、向精神薬に指定となりました」

と記載がありました。

薬乱用

デパスは危険な薬なのか?

危険なのではありません。

副作用が多い薬なのです。

先ほどの引用にもあるように、乱用するのではなく、副作用症状を確認しながら、医師と治療方針決定していけばよいのです。

そのため受診にあたっては実績があったり、過去に治療し薬も辞められたという人に紹介してもらうのも手かもしれません。

まあ、これが難しいんだけどね。

2018年以降診療報酬も改定となり、向精神薬の長期処方が制限されるようになりました。

向精神薬処方の適正化|2018年度診療報酬改定|医療関係者向け|日本化薬
【医療関係者向け情報】2018年の改訂で、診療報酬・調剤報酬はどう変わったのか。向精神薬処方の適正化について、わかりやすく紹介しています。

デパスの入手方法は?

デパスもっと、もっとほしいんだけど・・・(震え)

そ、そうだな~(あ、依存か)

向精神薬は、医師から処方された本人が携帯して入国する場合を除いて、一般の個人が輸入することは禁止されています。
本人が携帯せず、他の人に持ち込んでもらったり、国際郵便などで海外から取り寄せたりすることはできません。

向精神薬は、他人に譲り渡したり、他人に譲り渡す目的で所持したりすると麻薬及び向精神薬取締法により罰せられることになります。

薬乱用

乱用を防ぐためにもしっかりと医師と相談して処方してもらいましょう!

 

 

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