マツモトキヨシ【3088】

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ドラッグ業界のパイオニア マツモトキヨシ

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マツモトキヨシとは?

ドラッグストア業界の先駆者であるマツモトキヨシ

業界シェアは8%程度。

2017年まで業界トップ企業でしたが、2019年現在5位という状況です。

ただしトップシェアの都道府県別県が少なく、東京とおひざ元の千葉県だけという状況です。
マツモトキヨシホールディングスとしてはいくつかの企業が傘下に存在しています。

しかし、まだまだ伸びる可能性を秘めているドラッグストアだと思い紹介させていただきます。

マツモトキヨシの株価

インバウンドの影響を受けていることもあり業績はここ数年順調です。
株価についても日経平均以上の推移です。



配当も順調に増加しています。

マツモトキヨシ株

マツモトキヨシホールディングス2019年3月期決算説明資料より引用

すこぶる順調といえますね。
2018年の下落は調べた限り明確な理由は見つかりませんでした。

個人的考察

将来性◎と判断します。

統合により売上増大

トップ返り咲き確定!?
業界7位のココカラファインと経営統合の協議を進めています。

マツキヨを待つ「次の戦い」 ココカラとは統合協議入り
ドラッグストア業界7位のココカラファイン(2018年度売上高4005億円)に対し、5位のマツモトキヨシホールディングス(HD、同5759億円)と6位のスギHD(同4884億円)が繰り広げた争奪戦は、マツキヨHDの勝利に終わった。この争いは、プライベートブランド(PB)商品と調剤のどちらを重視するかという構図だったが、コ...

これが上手くいけば業界初の1兆円企業が誕生します。

ただの経営統合でも大きな影響がありますが、この統合は相乗効果のあるものだと考察しています。

各企業の売り上げ構成比

マツモトキヨシココカラファイン
化粧品39.9%化粧品27.0%
OTC医薬品30.8%調剤14.7%
雑貨17.1%

という構成です。

マツモトキヨシの強みである「化粧品部門」

ココカラファンの強みである「調剤部門」

お互い上手くノウハウを共有し売り上げアップできると思います。

   あと、これは裏話なんですけど・・・・

   実はドラッグストアの統合って商品の仕入れ価格にも大きな影響をもたらします。

   例えば

 ココカラファインマツモトキヨシ
メーカーAの商品a100円120円
メーカーBの商品b200円160円

    で仕入れていた場合、統合後の仕入れ値がどうなるのか・・・

マツキヨ&ココカラ
メーカーAの商品a100円
メーカーBの商品b160円

 

 

   で仕入れることになるケースがほとんどです。

わかりますか?条件のいい方に合わせちゃうんです。
本当に893な業界っすよ、本当に
全てのケースでこれがあてはまるわけではないんですけどね。
ですので、どちらかの企業に注力商品として安く売っていたメーカーとしては冷や汗モノです(笑)

高級・信頼のPB品の時代へ

PB品(プライベート・ブランド品)にどんなイメージを持っていますか?

同じ中身で安い、なんかパチ物みたい

そんな印象ありませんか?

PB品のメリット
メーカー:競合他社を排除してドラッグストアに推売してもらえる
ドラッグ:安く仕入れられる
消費者:安く買えるという相互にメリットがあります。(条件次第だけどね)

マツモトキヨシはPB品の売り上げ構成比が高い


マツモトキヨシホールディングス2019年3月期決算説明資料より引用

なんと驚異の10%越えです!

しかも、そのPB品・・・・

オシャレ&高品質

という今までのPB品イメージを覆す商品です。
特に医薬品系、健康系のPB品が大人気!
医薬品は利益率が良く、利益はしっかり確保できます。

少し前にヒルドイドの大量処方が問題となりました。

ヒルドイド処方量の増加が再び大きな話題に!美容目的で処方薬を求める患者さんへの対応
ヒルドイドをはじめとしたヘパリン類似物質について、処方量の急増がメディアに取り上げられ、大きな反響を呼んでいます。インターネットで流れた情報をきっかけに、美容目的で使用する保湿剤として処方を求める患者さんや保護者が増えているというのです。

実は同じ成分の製品がマツモトキヨシのPB品として販売しており、売り上げ好調とテレビ番組でも紹介されていました。

マツキヨ マツキヨ

新説!所JAPANより引用

高利益商品をPB品として発売することで、利益を確保できます。

今後もおしゃれなPB製品は増えていくことでしょう。

ちなみに同じような取り組みを某企業も行っています。
なんとあのGAFAの一角・・・・そうAmazonです。
彼らも取り組んでいるPBの路線。今後他業界でも高品質・高利益PB戦略は増えていくことでしょう。

女性を取り囲むサービス

マツキヨでは化粧品が売り上げ構成比トップです。
化粧品も医薬品同様、高利益商品です。
その売り上げを上げるために、どのような取り組みをしているのか。

マツモトキヨシでは、女性が自分の「美」のために来店したくなる取り組みを行っています。

それがmatsukiyo LAB(マツキヨ ラボ)です。

matsukiyo LAB(マツキヨ ラボ)とは、地域のお客様の健康的な暮らしを支えるため、「薬剤師」・「管理栄養士」・「ビューティースペシャリスト」の専門スタッフが美と健康をトータルサポートするヘルスケアサービスを目指しております。

健康と美容についてのお悩みを親身にお伺いしながら、最適な商品・健康・栄養管理法や美容の秘訣など、きめ細かなアドバイスを致します。

引用元:マツキヨラボHPより

とあるように、専門的な立場から美についてアドバイスをしてくれる店舗を増やしています。

  1. カウンセリングで消費者の課題を浮き彫りにする
  2. その解決方法を提示する
  3. 解決に必要なアイテムを紹介する

という購入までの導線もしっかりできていますね。

しかもそのアイテムはPB品で高利益。
女性の美の追求姿勢を考えれば薬剤師など専門スタッフを確保できる企業であればコケることはないかと思います。

サプリ PRODUCT LINE UP | matsukiyo LAB マツキヨ ラボ | マツモトキヨシ
matsukiyo LAB(マツキヨ ラボ)の『サプリ』商品一覧です。

アイテムもご覧いただければ分かるようにおしゃれ!

アウトバウンドアプローチ

「爆買い」という信じられない言葉を生み出したインバウンド需要。
ドラッグストアの外では段ボール丸ごと購入した客の姿を見ることも珍しくない状況です。

石垣島のドラッグには中国から船で客が来るそうで、彼らが来たあと店内は空っぽになるとかならないとか・・・。

「日本」の「ドラッグストア」に売られているアイテムは絶大な人気があります。
しかし、いつまでも向こうが買いに来てくれると胡坐をかいていてはいけません!

マツモトキヨシは中国などアジア圏への出店も熱心です。
weiboやWechatなどのアプリでも情報発信をしており、インバウンド客を離さない取り組みもしっかり行われています。また香港にも法人を構えています。

weibowechat

松本清雄社長も「アジア1番のドラッグストアを目指す」と発言しておりまだまだ事業拡大は続くと予想されます。

すでにインバウンドで実績をある程度作っているぶん海外参入の時の消費者認知も高いでしょう。

アジア1位

 

直近の決算資料では2年間で
越境ECサイト数2.2倍、海外店舗売上4倍、海外店舗8店舗→35店舗
と着々と増えております。

マツモトキヨシ決算マツモトキヨシホールディングス2019年3月期決算説明資料より引用

他の大手ドラッグより3歩ほど前を進んでいると思います。

Matsukiyo Ads

googleのビッグデータを活用した圧倒的ターゲティング広告配信サービス「Matsukiyo Ads」

Matsukiyo Ads とは、Google の広告ソリューションやマーケティングプラットフォームを活かしたメーカーとマツキヨの共同販促モデルです。メーカーの製品の広告を Google 広告 ( YouTube 動画広告、ディスプレイ広告、検索広告 ) にて配信。マツキヨが主幹することでマツキヨポイントカードアプリとの連携が可能となり、広告に接触した人が店頭に訪れ商品の購入につながったかどうかなどの検証ができます。

引用元:thinkwithgoogleより

マツキヨのポイントカードやgoogleマップでの行動情報、そしてyoutube視聴履歴など全てのデータを収集し、そこから顧客増を分析して最適な広告を配信。

ビッグデータ

メリットメーカー:親和性の高い消費者に製品を宣伝できる

マツキヨ:メーカーから広告出稿料をもらうことができる

もはや、小売りは消費者からだけでなく、メーカーからも売り上げをあげる時代に突入しています。

マツモトキヨシ株をゲットするなら・・・



まとめ

まとめ

  • PB注力
  • 「美」をサポートする姿勢
  • アジア戦略
  • アド広告

と他ドラッグとの差別化取り組みが充実してる企業です。
今はまだ結果がついて来ていないかもしれませんがこの事業、どれか1つでもしっかり当たれば大きなリターンを生み出します。

個人の見解です。相場の流れを約束するものではありません。
また、投資を推奨するものでもありません、投資判断は自己責任でお願いします。

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